大阪府知事許可(般-4)第158896号
【屋根・外壁塗装工程別ポイント】屋根塗装の工程手順
屋根・外壁塗装工程別ポイント
屋根塗装の塗り替え手順について
屋根塗装と言ってもいろいろな種類の屋根材があります。
使用する塗料なども屋根材により変わりますが、弊社の屋根塗装の手順
として、今回は塗装工程がいちばん多い
日進産業の断熱セラミックGAINA(ガイナ)での手順を御紹介します。
他の塗料でも塗る回数などに違いはありますが、塗装の流れはだいたい同じですのでご参考にしてください。
「ガイア」や「ガイヤ」でお見積りお願いします。と言われることがありますが、正確には「ガイナ」です。
余談ですが、ガイナの生みの親である日進産業の石子社長が島根県出身で、「がいな」は出雲弁で「すごい・おおきい」の意味があるそうです。
既存の屋根材(薄型化粧スレート)が風化しており、このままでは塗装できません。まずは高圧洗浄でしっかり洗い流します。
この工程が非常に大切です。
下から洗って行くのは、濡れるとかなり滑るからです。
棟包みとよばれる屋根板金はしっかりとペーパーをあて、
下地処理(ケレン)しておきます。塗料の食いつきが良くなる様に
高圧洗浄と同様に大切な工程です。
しっかりと錆止めを塗装していきます。錆止めは錆を抑えるだけでなく上塗りとの密着も高めてくれるので、弊社では標準仕様です。
ここまでを下地処理と言います。
ここから、カラーベスト(薄型化粧スレート)を塗装して行きます。
下塗りは日本ペイントのファイン浸透シーラー(ホワイト)を使用します。浸透力と密着力に優れた、2液形のエポキシシーラーです。
脆弱になった素材表面を補強し、強度を高め、強固に密着します。
下塗り2回目です。吸い込みがきつい場合、弊社では下塗りは2回行います。写真で見ても分かるように、下塗り1回では吸い込みが激しいため、しっかりと下塗り2回目を行い、十分な下地を作ります。
弊社は屋根外壁塗装専門店ですので、
下地作りは徹底してから上塗りを塗装させていただいております。
断熱セラミックGAINA(ガイナ)での上塗り1回目の塗装です。このガイナという塗料は少し塗り方にコツがあります。
ただ塗れば良いという塗料ではありません。その高機能を発揮するには、
しっかりと塗料の特徴を理解し実行する必要があります。
タスペーサーと呼ばれる屋根の縁切り材の取付です。
雨水の排水を促す大切な役割をしてくれます。
弊社ではダブル工法と呼ばれるカラーベスト1枚につき
タスペーサー2枚入れる工法を採用しています。
詳しくはこちら
断熱セラミックGAINA(ガイナ)の上塗り2回目の塗装です。
季節にもよりますが、1日1工程を基本とし、
しっかりと乾燥のインターバルも取ります。
断熱セラミックGAINA(ガイナ)の最後の上塗り3回目です。
しっかりと規定量塗布し完成となります。
夏涼しく冬暖かい、しっかりと断熱された屋根の完成です。断熱セラミックGAINA(ガイナ)は平成29年度省エネ大賞を受賞しました。他の遮熱塗料との違いは、夏だけでなく冬にも効果があります。
無機質セラミック粒子の含有量が80%を超えるので、初期コストは少し高めですが、オールシーズン「光熱費削減」で省エネになります。
こちらはアステックペイントの遮熱塗料
「スーパーシャネツサーモ」の完成写真です。
艶(つや)のある塗料や黒色をお好みの方はこちらも弊社イチオシです!