フッ素系塗料とは?特徴やメリットとデメリットを紹介!

自宅やビル、そして商業施設などの建物は、時間が経つにつれてさまざまな環境的要因にさらされます。 環境要因による劣化を少しでも抑えるために重要なのが、塗料です。 そこで今回は、メンテナンスのうえでも非常におすすめなフッ素塗料について解説します。

目次

フッ素系塗料の基本と特徴!

フッ素系塗料は、その名の通りフッ素を含む合成樹脂を主成分とする塗料です。 他の塗料と比較して高価ではありますが、その分、耐久性や耐候性に優れています。

耐久性

外壁との密着性に優れ、一般的なウレタン系やシリコン系塗料の耐用年数を大きく上回ります。 12~15年の長期間にわたってその効果を保てるため、塗り替えの頻度を減らせますよ。

耐熱性・耐候性

フッ素系塗料は太陽光や紫外線に強く、変色や劣化がしにくい特性を持ちます。

これにより、建物の外観を長期間にわたって保護できます。

低汚染性

親水性が高いため、雨と一緒に汚れを落としやすいです。

これにより、建物の美観を長く維持できます。

フッ素系塗料を使用するデメリットとは?

フッ素系塗料は、耐久性や低汚染性といった複数の特徴により、建物の保護とメンテナンスの効率化に大きく寄与する塗料です。

しかし、これらの特性がもたらす利点と共に、注意を要するいくつかの側面も存在します。

主なデメリットは、以下の3点です。

1:初期投資が大きい

高品質な材料と技術を要するため、初期費用が高くなりがちです。

この高コストは、予算に制約のあるプロジェクトではハードルとなることもあります。

2:密着性が低下する可能性がある

再塗装時において、塗膜の密着性が低下する可能性があり、下地処理を丁寧に行う必要があります。

このプロセスは、時間とコストの追加負担を意味する場合があります。

3:ひび割れを起こしやすい

塗膜が硬いために柔軟性に乏しく、特に温度変化の激しい環境下ではひび割れを起こしやすいです。

このような現象は、建物の外観や保護機能に影響を与え、補修の必要性を高めることがあります。

まとめ

フッ素系塗料は、耐久性や耐候性、低汚染性など、建物を長期間保護するための多くの優れた特性を持っています。

初期投資は高くなりますが、長期的なメンテナンスの利便性とコスト削減を考えると、物件オーナーにとって最適な選択肢の一つであることは間違いありません。

デメリットにも注意しつつ、自身のニーズに合わせた選択を行いましょう。

当社は、摂津市・吹田市周辺で外壁塗装を行っており、お客様のニーズに合わせた塗料のご提案をしておりますので、塗装を検討している方はぜひご相談ください。

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