大阪府知事許可(般-4)第158896号
外壁塗装の乾燥時間はどれくらい?油性か水性かによっても変わります!
外壁塗装は、住宅の美観を保ち、構造を守る重要な役割を果たすもの。 実は、塗装作業で最も注意を払うべき点は、適切な乾燥時間の確保です。 乾燥時間を怠ると、塗装の仕上がりに影響を及ぼし、耐久性が低下する恐れがあります。 そこで今回は、外壁塗装の乾燥時間の重要性と、異なる塗料ごとの乾燥時間について説明します。
外壁塗装の乾燥時間はどれくらい?
外壁塗装の乾燥時間を理解することは、美しい仕上がりを実現するために不可欠です。 塗料の種類や気候条件によって乾燥時間は異なりますが、一般的には以下の4つの段階で乾燥が進行します。
1:指触乾燥
塗装後1~2時間で表面が乾き、指で軽く触れても塗料が手につかない状態に仕上がります。
しかし、内部はまだ乾燥していないため、強く押すと塗料が損傷する恐れがあります。
2:半硬化乾燥
塗装後数時間~翌日にかけて塗膜が硬化し始め、指で押しても塗膜がヨレない状態です。
この段階で重ね塗りが可能です。
3:硬化乾燥
塗装後約1週間で塗膜が完全に硬化し、強くこすっても傷や指紋が付かない状態に。
この段階で塗膜は外部からの影響に対する耐性を持ちます。
塗装後約1週間で塗膜が完全に硬化し、強くこすっても傷や指紋が付かない状態に。
この段階で塗膜は外部からの影響に対する耐性を持ちます。
4:完全乾燥
塗装後2週間〜1ヶ月で塗膜が完全に乾燥し、塗料のすべての性能が発揮される状態に仕上がります。 完全乾燥した塗膜は、耐候性や耐久性が最大限に高まります。
水性塗料と油性塗料の違いとは?
外壁塗装に使用される塗料には大きく分けて水性塗料と油性塗料があり、それぞれに特徴があります。
適切な塗料を選ぶことで、塗装作業の効率性と仕上がりの質が大きく変わります。
*水性塗料の特徴3選
1:環境にやさしい
水性塗料は、希釈に水を使用するため、有害な溶剤を少なくできます。 これにより、塗装中や乾燥中の有害な臭いが少なく、作業環境に優しい選択となります。
2:乾燥時間が短い
水性塗料は、油性塗料に比べて乾燥時間が短い傾向にあります。
そのため、塗装作業の時間短縮や、迅速な作業完了を目指す場合に適しています。
3:用途の広さ
水性塗料は、内装から外装まで幅広い用途に使用することが可能です。
特に、室内空間での使用を考慮する際に、その低臭性は大きなメリットとなります。
*油性塗料の特徴3選
1:耐久性が高い
油性塗料は水性塗料よりも耐久性が高く、特に外部の厳しい環境下での使用に適しています。
耐水性や耐候性に優れており、長期間にわたって塗膜を保護できます。
2:色の鮮やかさ
油性塗料は色の鮮やかさや光沢感が特徴で、仕上がりの美観を高められます。 このため、見た目のインパクトを重視する塗装に適しています。
3:使用環境の制限
油性塗料は揮発性有機化合物(VOC)を多く含むため、使用する際は十分な換気が必要です。
また、強い臭いがあるため、室内での使用は慎重に行う必要があります。
まとめ
外壁塗装の乾燥時間を適切に管理することは、塗装の質と耐久性を左右します。
塗料の選択や塗装方法によって乾燥時間は異なるため、事前に情報を収集し、計画的に塗装作業を進めることが重要です。
また、水性塗料と油性塗料の特徴を理解し、用途に応じて最適な塗料を選ぶことも、成功の鍵です。
当社は、摂津市・吹田市周辺で外壁塗装を行っており、カラーシミュレーションも無料で利用できますので、塗装をお考えの方はぜひご相談ください。