大阪府知事許可(般-4)第158896号
無機塗料とはどんな塗料?特徴やメリットをご紹介!
無機塗料は、外壁塗装の分野で注目される塗料の一つです。
特に、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などの一般的な塗料よりも優れた耐久性を持つとして業者から推奨されることが多いです。
無機塗料を選ぶ際には、その特性やメリットをしっかりと理解することが重要です。
無機塗料とはどんなもの?
無機物と有機物の基本的な違い
無機物は生命が作り出せない鉱物を指し、有機物は生命が作り出す化学物質を指します。
無機物は紫外線による劣化が少ないため、塗料に応用すると強い塗料が作れます。
紫外線による劣化は外壁塗装用塗料の一番大きな課題であり、無機物のこの特性は非常に価値があります。
耐久性の高さ
無機物は紫外線に強く、劣化が少ないのが特徴です。
そのため、無機塗料は非常に耐久性が高いと言えます。
無機塗料は長年太陽に当たり続けても、樹脂塗料のようにぼろぼろに崩れることはありません。
寿命の違いとその要因
無機塗料の寿命は使用する有機化合物によって異なります。
例えば、シリコン樹脂を使用した場合は10年〜15年、フッ素樹脂を使用した場合は15年〜20年となります。
無機塗料の中にも壁に貼り付けるための樹脂(有機化合物)が使われているため、使用される有機化合物の種類や品質によって、耐用年数が変わってくるのです。
無機塗料のメリット
1.20~25年の高耐候性
無機塗料の最大のメリットは、その驚異的な耐候性にあります。この耐候性は、無機成分が紫外線による劣化をほとんど受けないためです。また、無機塗料の耐用年数は20〜25年と、他の塗料よりも長持ちします。
2.カビ・コケの繁殖が少ない
無機塗料は、カビやコケ、さらには藻の繁殖が非常に少ないという特徴があります。
これは、カビやコケの成長に必要な栄養分である有機物の含有量が少ないためです。
カビやコケは建物の外観を損なうだけでなく、建材を傷める原因ともなります。
無機塗料を使用することで、建物の美観を長期間保つことができるだけでなく、建材の保護も期待できます。
3.汚れが落ちやすい
無機塗料の表面は、雨などの水と非常によくなじむ「親水性」を持っています。
このため、外壁に付着した汚れが雨で流れ落ちやすく、建物の美観を長期間保てるのです。特に、大通り沿いなどの汚れやすい環境にある建物には、この特性が非常に有効です。
4.燃えにくい
無機塗料は火に非常に強く、燃えにくい性質を持っています。
これは、無機物が燃えにくい性質を持っているためです。
この特性により、火災の際の二次災害のリスクを低減できるのです。
まとめ
無機塗料は、その耐久性や汚れにくさなどの特性から、外壁塗装において高い評価を受けています。
しかし、その選び方や施工には注意が必要です。
適切な選択と施工を行うことで、無機塗料の真の価値を引き出せるでしょう。
摂津市・吹田市周辺で無機塗料を検討中の方は、当社までお気軽にお問い合わせください。