塗装膜の厚さはどのくらい?綺麗な外壁を保つための基準をご紹介!

外壁塗装では、天候や湿度、塗膜の厚さや職人の腕など、様々な要素が成功の鍵となります。

それぞれの要素が一定の基準を満たすことで、失敗なく綺麗に塗装が完成します。

今回は、その中でも塗膜の厚さに関して、目安の厚さと外壁塗装で3回塗りする理由について解説します。

塗膜の厚さはどのくらい必要?

前提として、外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」、あるいは「下塗り」「上塗り」と2〜3回の塗装を塗り重ねます。

ここで、1回あたりの塗装における塗膜の厚さの目安は、中塗り塗料、上塗り塗料で0.02ミリ〜0.03ミリとなっています。

下塗り塗料に関しては、他と比べて塗膜が薄くなる傾向にあり、その目安は0.015ミリ〜0.02ミリとなっています。

したがって、それぞれの塗装の合計した塗膜の厚さは、およそ0.06ミリ〜0.1ミリとなります。

また、塗料の種類によっては、上記の目安の厚さよりもさらに塗膜が厚くなる場合もあります。

例えば弾性塗料の場合、一回あたりの塗膜の厚さの目安は0.1ミリとなり、3回塗装を行うと合計に厚みは0.3ミリとなります。

塗料の種類に合わせた厚みを塗装することが大切です。

外壁塗装で4回塗りする理由とは?

基本的に外壁塗装で3回塗装を塗り重ねる理由は、それぞれの塗装の役割が異なるためです。

役割の異なる塗装を繰り返し行うことで、塗装の耐久性や完成度を高めます。

以下より、それぞれの塗装の役割について解説します。

下塗りの役割

下塗り塗料には、外壁と中塗り塗料や上塗り塗料との密着性を高める役割や、錆止めの役割、吸い込みを止める役割などがあります。

下塗りを飛ばして中塗りや上塗りをしてしまうと、塗装が剥がれやすくなったり、内部の劣化が進行しやすくなったりしてしまいます。

塗装は下塗りがとても重要ということですね。

外壁は光(紫外線)や雨、風が当たる状況、また交通量の多い道路の近くに建っている状況などでは劣化状況やひび割れなどがかなり異なってきます。

ホクセツペイントでは品質を最重視することから、下塗りは2回塗装しております。下塗りを2回することで吸い込みのムラや密着不良などを無くします。これはお化粧に例えるとすごく分かりやすいのですが、ベース(下地)が良いと化粧の「ノリ」が良くなる理屈と同じですね。

中塗りと上塗りの役割

中塗りと上塗りは基本的には同じ塗装を行います。

2回に分けて塗装する理由は、仕上がりのムラをなくすためです。

一回の塗装だけでは塗り漏れがあったり、凹凸があったりと仕上がりに差が出る可能性があります。

さらに塗装を重ねることで、このムラを無くします。

まとめ

今回は、外壁塗装における塗膜の厚さの目安や塗装を3回行う理由について解説しました。

塗膜の厚さや塗装の繰り返しは、仕上がりを良くするために重要です。

丁寧な塗装が長持ちする外壁塗装へとつながります。

摂津市・吹田市周辺で外壁塗装をお考えの方は、お気軽に当社にご相談ください。

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