【屋根・外壁塗装工程別ポイント】養生作業について

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屋根・外壁塗装工程別ポイント

養生作業

塗装における養生とは?

それは、塗料が付いてはいけない部分をマスカーと呼ばれるナイロンやガムテープ、ノンスリップシート(滑りにくいシート)などを使い塗料の付着などを塞ぐことです。

簡単そうで実は大変なこの作業。

見習いの頃は、私も随分と考えながら作業しておりました。

ベテランの職人になると外す(職人は「ばらす」と言います)時の事も考えながら、丈夫(取れなくて)で剝がしやすい養生をします。

作業期間中でも当然ながら御施主様は毎日玄関からお家に出入りします。

お客様が滑らない様にただのビニールではなく玄関先はノンスリップシートを使用するなど配慮しないといけません。

勿論、玄関ドアの開閉もできるように養生します。

また雨などが降ることもございます。バルコニーの排水を塞がないことや雨水が溜まらない様な養生を工夫しなければなりません。

お家の周りの植え込みやお花などももちろん養生させていただいております。

しかし植物は塞ぎっぱなしでは枯れてしまいます。

植物が呼吸できるように、また作業が(日曜日などで)お休みになる前日は、一旦外すなどホクセツペイントでは対応させていただいております。

また養生は塗装終了後は「ゴミ」になります。

そのゴミを廃棄するためにも費用がかかります。その為、お家の横の通路などブルーシートなどで対応できるところは、「ゴミにならないもの」を使い、ゴミの削減もしております。

若い頃「塗装屋は養生が仕事だな!」なんて事をよく耳にしました。

私達はプロである以上、これからも塗る技術だけでなく、養生の技術も追求してまいります。

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