大阪府知事許可(般-4)第158896号
点検商法と摂津市助成金
点検商法と摂津市助成金について
2021/2/9
さて今日は最近よくお客様からご質問を受けることが多い内容を書きたいと思います。お見積りのご依頼をいただくと弊社では必ず現地調査を行います。必ずです。
それは建物の劣化状況や既存の材質が何か?などにより、適切な塗料を選定する必要があり、塗布量を算出して規定塗布量を厳守するためです。
最近では地球環境のこともあり、高性能な水性塗料が外壁塗装の主軸です。
無機やフッ素、ラジカルやシリコンと多種多様メーカー様も日進月歩です。
水性塗料ですので、水希釈(塗料にもよりますが、粘度を調整するため0~5%の水を入れ撹拌する場合がございます)しかし、規定量を算出できていないと塗料が足りなくなり、多くの水を入れるなどで塗装を行い、不具合や極度の退色(色褪せ)などが起こります。もちろん想定外に足りずに追加で材料を発注すれば問題ありませんが、工期や工程の問題でそのまま塗装する業者がいるのは現実です。
また、どの塗料をどこに塗るかもとても重要です。適材適所の塗料を使用しないと不具合に繋がり、捲れや膨れの原因になります。しっかり現地調査をすると建物の大きさや複雑さにもよりますが、30分~60分程度は掛かります。
特に屋根はパミール(コロニアルによく似ている)などの場合、塗装は不可ですので、しっかり選定しなくてはなりません。
話が少しそれましたが、そんな訳でお見積りのご依頼をいただいたお客様へ出向き、ご挨拶の後、いつもどうり現地調査を行っているとお客様から質問がありました。詳しい詳細は伏せますが、先日突然初めての業者さんが訪問して、
「あそこの瓦がズレているので、取替えしないと大変なことになりますよ。」
と言われたそうです。しかし、私の目には
取替え?どこを??といった具合でした。
念の為、ドローンを飛ばし確認することに、ドローンで撮影しましたがそんな状態の場所はありません。そこで私はお客様に、
「その方はどうやってその場所を指摘しましたか?」と質問すると、
下から見て言ったそうです。
「梯子(はしご)か何か使われましたか?」と続けて聞くと、
答えは「いいえ」でした。
そこで撮影したお写真をその場ですぐに確認していただきました。
お客様は安堵の顔をされ
「騙されなくて良かった」と………
しかし私は少し複雑な心境でした。
建設業界で働く業者として、とても悲しい想いでした。
ずいぶん前に話では聞いたことがありましたが、まだ本当にいるんですね。
偽った訪問点検を行い、お客様の不安を極度に煽る人が。
もちろんご契約を取りたい気持ちは察しますが絶対「NG」です。
お客様はしっかりと我々業者を見られていると私は認識しております。
実際に以前施工させて頂きました、ご近隣様からお問合せをいただき現地調査に行くと、「○○さんのところを施工しているとき、丁寧にやってると思いました。
ですので我が家を施工するときは、是非お願いしようと思ってました」と
嬉しいお言葉をいただくことも度々あります。
施工させていただいたお客様全てが私たちの結果です。
施工後に後悔しないように、どうか冷静なご判断で業者を見極めてください。
その他にも、コロナ禍もあるのでしょうが外壁塗装についての助成金についてのご質問も多いです。弊社がある摂津市の場合
住宅リフォーム補助金はあるのですが、もちろん条件はあります。
私の感覚としては、現実的には少し厳しめの条件だと感じます。
簡単にご説明致しますと、
摂津市内で新たに同居、近居するために、転居する側が令和元年(2019)7月1日以降に、既存住宅のリフォーム工事を行った世帯を対象に費用に一部を助成してくれます。
補助金額の上限は25万円(住宅リフォームに要した経費の2分の1まで)
申請日において、いくつかの条件に該当することで補助対象者となります。
補助金の対象工事に外壁塗装工事も含まれておりますが、申請時に必要な書類等はお客様自身で集めていただき市役所への提出が必要となります。
申し込み期間は
令和2年4月1日~令和3年3月15日まで
申請期間内に予算額に達した場合は、受付を早期に終了することもあるそうです。
(詳しい詳細は摂津市のホームページをご覧ください)
また摂津市以外の方は各市町村のホームページなどで補助金の有無をご確認下さい。1日でも早いコロナ禍の終息を願い、皆様と笑いあえる毎日を望みます。
株式会社ホクセツペイントショールームでは、コロナ対策をしっかり行い営業いたしております。また、施工スタッフも外部で行う作業ですので、密になりにくい状況下ではありますが、マスクや検温などできることは徹底してまいります。
屋根塗装や外壁塗装など、傷みや劣化でお悩みの方は
弊社へご相談、ご連絡のほどよろしくお願い致します。