大阪府知事許可(般-4)第158896号
30年もつ外壁塗装は存在しない!部位ごとの耐用年数とは?
自宅の外観を長期間美しく保ちながら、外壁のメンテナンス費用を抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、外壁塗装の耐用年数については、間違った情報が飛び交うことも多いです。
そこで今回は、外壁塗装の耐用年数についてお伝えし、持続可能な住宅のメンテナンスのための適切な知識をご紹介します。
30年もつ外壁塗装は存在する?
外壁塗装の耐用年数が30年もつという話は、残念ながら事実ではありません。
多くの外壁塗装は10~20年程度で、30年持つ塗料は存在しないのが現実です。
特に30年の耐用年数を謳う業者の言葉には注意が必要です。
これらは、実際の耐用年数を保証するものではありません。
塗料の種類と耐用年数
耐用年数は、使用する塗料によって異なります。
外壁用の塗料にはアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、ラジカル塗料、ピュアアクリル塗料、光触媒塗料、フッ素塗料、無機塗料などがあり、それぞれ耐用年数や特徴が異なります。
例えば、光触媒塗料は15~20年程度の耐用年数を持ち、汚れが日光に反応して雨水で洗い流される特徴があります。
外壁の部位ごとの耐用年数
外壁メンテナンスの重要性
外壁のメンテナンス計画を立てる際、単に塗装の耐用年数に注目するだけでは不十分です。
外壁材やシーリングなど、外壁のさまざまな部位の耐用年数を総合的に考慮しましょう。
これらの部位の中で最も寿命が短い材料を基準に、メンテナンス計画を立てることが、家全体の美観と機能を長期間維持する鍵となります。
各部位の寿命と特徴
外壁塗装の耐用年数は、使用される塗料によって異なりますが、平均的には10~20年程度です。
それに対して外壁材の耐用年数は、サイディング、モルタル、タイルなどの材質によって20~50年程度と幅広いです。
特にタイル外壁は、塗装を必要としないため、別途塗り替えの必要性が低くなる場合があります。
さらに、シーリングの耐用年数は5~15年程度と比較的短く、シーリングの劣化が外壁材全体の劣化につながることもあるため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
メンテナンス計画の立案
外壁メンテナンスを計画する際は、これらの各部位の耐用年数を考慮し、最も寿命が短い部位を優先しましょう。
例えば、シーリングの耐用年数が最も短い場合は、シーリングのメンテナンスを最優先にして、その後に塗装や外壁材のメンテナンスを計画することが効果的です。
このように部位ごとの耐用年数を理解し、それに基づいたメンテナンス計画を立てることで、外壁の機能を最大限に保ちながら、長期的なコスト削減を実現できるのです。
まとめ
この記事では、外壁塗装の耐用年数に関する一般的な誤解を明らかにしました。
30年持つと謳われる塗料は現実には存在せず、実際の耐用年数は10~20年が一般的です。
また、外壁のメンテナンス計画を立てる際は、塗装だけでなく、外壁材やシーリングの耐用年数も考慮する必要があります。
適切な知識を持つことで、家主はより効率的で経済的な住宅メンテナンスを実現できますよ。
当社は、摂津市・吹田市周辺で外壁塗装を行っており、外壁の4回塗りが特徴です。
安心の自社施工ですので、お近くにお住まいの方はお気軽にご相談ください。