無機塗料で起こるトラブルとは?メリットも併せて紹介します!

無機塗料は、家を持つ方や施工者に人気な選択肢です。

これは、その耐久性や機能性が、外壁の保護に大きなメリットを提供するからです。

しかし、適切な知識がなければ、無機塗料の本来の価値を十分に生かせません。

そこで今回は、無機塗料のメリットと使用時のトラブルへの対策方法を解説します。

目次

無機塗料のメリットとは?

無機塗料の最大のメリットはその耐久性です。

さらに、カビやコケが発生しにくい特性も持ち合わせています。

また、不燃性を持つため、火災時の燃焼を抑制する役割も果たします。

耐久性

無機塗料は、耐久性に優れており、長期にわたる外壁の保護が可能です。

特に、紫外線や雨による劣化が少ないため、外壁の色褪せや劣化を抑えられます。

カビ・コケが発生しにくい

無機塗料はカビやコケの発生を抑制します。

有機物を栄養とするこれらの生物は、無機塗料の表面では成長しにくい環境に置かれるため、発生しにくいのです。

不燃性

無機物は燃えにくい性質を持っています。

そのため、無機塗料は火災時における燃焼の拡大を防ぐ効果が期待できます。

無機塗料を使うときに起こるトラブル

無機塗料は多くのメリットを持ちますが、注意すべきトラブルも存在します。

主なトラブルには、塗膜のひび割れや価格の高さ、再塗装の難しさがあります。

これらは無機塗料の物性やコストに関連しており、適切な施工方法の選択が重要です。

塗膜のひび割れ

無機塗料の塗膜は非常に硬いため、外壁の動きによってひび割れを起こしやすくなります。

このため、地震の影響でクラックが発生するリスクがあります。

価格の高さ

無機塗料は一般的な有機塗料に比べて価格が高い傾向にあります。

これは、その耐久性や特性を考慮すると、長期的な視点ではコストパフォーマンスが高いともいえますが、その分初期投資は大きくなります。

再塗装の難しさ

無機塗料の表面は汚れが付きにくいため、再塗装時に新しい塗料が密着しにくいという問題があります。

これを避けるためには、専門業者による適切な下地処理が必要です。

まとめ

無機塗料はその耐久性や環境適応性に優れる一方で、注意すべき点もあります。

適切な知識を持って無機塗料を選択し、施工することで、家を持つ方や施工者は建物の美観と機能を長期間維持できます。

最適な無機塗料の選択と使用法を理解し、建物を保護するための賢明な判断をしましょう。

当社は、摂津市・吹田市周辺で外壁塗装を行っており、専門知識と高い技術力が豊富ですので、無機塗料をお考えの方はぜひご相談ください。

目次