大阪府知事許可(般-4)第158896号
外壁にカビが!原因と放置するリスクを解説
自宅のメンテナンスに情熱を傾ける住宅所有者の皆さん、外壁のカビは見逃せない問題です。
清潔で美しい外観を保つため、そして健康や建物の安全を守るためにも、カビの原因と対策を知ることが不可欠です。
今回は、外壁のカビの発生原因、その放置がもたらすリスク、そして効果的な対策について解説します。
外壁にカビが発生する原因とは?
外壁にカビが生える原因を理解することは、対策を立てる上で重要です。
ここでは、カビの発生を促す主な3つの要因を挙げ、それぞれについて見ていきましょう。
1.外壁材の凹凸が水分を留める
凹凸の多い外壁材は、雨水や湿気を捉えやすくなります。
この水分がカビの繁殖地となります。
特に石材風サイディングやスタッコ・リシンのような吹き付け材は、注意が必要です。
2.外壁の結露がカビの温床に
外壁の表面に結露が生じると、カビの成長を促進します。
特に室内と外の温度差が大きい場合、結露は避けられない現象です。
適切な通気構造の不備も、この問題を深刻化させる要因となります。
3.立地条件の影響
建物の位置や周囲の環境も、カビの繁殖に影響を及ぼします。
日当たりが悪い北側の壁面や、隣接建物によって日陰になる部分は特に要注意です。
また、植物が多い場所では、植物に付着したカビの胞子が外壁に飛んできて定着するリスクがあります。
外壁カビの放置が引き起こす危険性
外壁にカビを放置すると、見た目の問題だけでなく、さまざまなリスクが生じます。
ここでは、カビを放置することで生じうる主な問題を3つ挙げて解説します。
1.除去が難しくなり、見た目が悪化
時間が経過するにつれ、カビは外壁に深く根を下ろし、除去が困難になります。
見た目の悪化はもちろん、除去に高額な費用がかかるようになる可能性もあります。
2.アレルギーの原因に
外壁のカビは、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
湿疹やかゆみ、呼吸器系の症状など、健康面でのリスクは無視できません。
特に敏感な方や、小さなお子様、高齢者には注意が必要です。
3.建物の劣化を加速
カビは建物の劣化を早めます。
水分を保持するカビの存在は、外壁材の劣化や、コケや藻の繁殖を促し、建物全体の寿命を縮めることにつながります。
また、カビの発生は、外壁材の損傷や塗装の劣化の兆候である場合もあります。
まとめ
外壁のカビは、単なる美観の問題にとどまらず、健康リスクや建物の耐久性の低下に直結します。
その発生原因を理解し、効果的な対策を講じることが重要です。
外壁材の凹凸や結露、立地条件がカビを引き起こす主な要因であり、放置すると除去が困難になるだけでなく、健康被害や建物の劣化を招くことが明らかです。
定期的な点検と適切なメンテナンスで、美しい外壁を保ち、安心な住環境を維持しましょう。
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